日頃より、組合員の皆様におかれましては、各地域の土地改良事業をはじめ農業の振興にご理解ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、農業を取り巻く環境は、生産者の高齢化・担い手不足に加え、温暖化による気象条件の変化や一昨年の「カメムシ被害」など自然条件による課題への対応、さらには物価高騰による生産コストの上昇等、一段と厳しい状況にあります。また、昨年は「令和の米騒動」といわれたように、急激な米価の高騰により、生産者には一定の増収が図られ追い風となる一方で、食料供給の安定性が損なわれるなど、農業だけでなく社会全般に大きな影響を及ぼし、今後の見通しは不透明な状況です。
このように農業を取り巻く環境が大きく変化する中、当土地改良区では、これらの課題に対する意識をもち、今後の農業の発展と継続に資する取組を行ってきました。令和7年度には懸案であった加須市上崎地区の水路整備が完了し、概ね良好な水環境が整えられました。しかし、他方で水利施設の老朽化が進み、その適切な維持管理と計画的な更新が重要な課題となっております。
今後、これまで整備してきた貴重な施設を次世代に引き継いでいけるよう、また、組合員の皆様の負託に応えていけるよう取り組んでまいりますので、より一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
また、この度、組合員の皆様や地域の皆様への情報の提供と共有を目的に、当区のホームページを開設しましたので、広くご活用いただければと存じます。今後も、開かれた土地改良区運営を心掛けてまいります。
なお、ホームページ開設にあたっては、埼玉県の同じ東部に位置し同規模の団体である青毛堀用悪水路土地改良区、庄内領用悪水路土地改良区と連携・協力し開設に至りましたこと、両団体には心からお礼申し上げます。
令和8年8月 備前堀土地改良区 理事長 小坂 裕